こんにちはー、ヒーラーの大澤です。
前回は【昔僕はケント・M・キースの『逆説の10ヶ条』にとっても救われました。一時期は座右の銘と考えるくらい気に入っていました】というお話でした。(参照:超ネガティブだったヒーラーがご紹介する、あなたの孤独と絶望感に寄り添う作品【格言編】)
今回は【映画編】でございます。
「この世界に理解者なんていねー!」ってヤサグレてた時にどんな映画に救われてたか…
それは原作、重松清さん・著で2008年公開の映画【青い鳥】です!
重松清さんと言えば、自身も教師の経験があり、描かれる作品ではいじめや不登校などの社会問題をテーマに書いてることの多い作家さんですね。
ちなみに東野圭吾さん著の【手紙】とかも「そうだよね、世の中そんなに上手く行かないよね」と勝手に救われて、どちらをご紹介しようかちょー迷った挙句今回は【青い鳥】に軍配が挙がりました。
それは、阿部寛さん演じる主人公の【村内先生】が人間として美しいと思ったからです!
原作や映画をご覧になった方で「そりゃあフィクションだからね、現実は内村先生のようには出来んよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ、これは…好みですね笑。(参照:本音と建前?清いだけでは生きていけない?スピリチュアル的この世の生き方)
さて、この【青い鳥】の内容ですが、ネタバレになるので本当にザックリとだけご説明します。
とある中学生がイジメを苦に自殺未遂をし、別の学校に転校。その子がいたクラスに内村先生という国語教師で吃音という障害を持った先生がきます。その内村先生と自殺未遂に追い込んだクラスの生徒たちのやりとりや心の機微を描いた作品です。
学園ものなので、響かない方には全然響かないかもしれません。
僕個人としては、この映画を観て「色んなものを抱えたまま生きてもいいんだ」「不器用でもいいんだ」って僕は思わされたんです。
あと、この映画が好きな理由は【ちょいちょいリアル】ってところです。(不自然な所もあるけど。笑)
皆が皆、同じタイミングで同じ方を向くなんてのは、現実的にはあり得ないわけですよね?
人それぞれにそれぞれ心の動くタイミングがあったり、尊敬出来る人が違っていたりするじゃないですか?(参照:世の中には色々な考えの方がいるし、愛や正義のカタチはひとつではない。)
そういう描写がちょくちょくあったんで、とても腑に落ちる映画だったんです。
あとは挿入歌を唄ってる、まきちゃんぐの声もキレイ!さらにカメラのアングル?が全体的に好きでした!(僕は映像に関しては全くの素人なので良くわかりませんが…)
人を傷付けてしまったり騙しまったこともあるかもしれない。昔の事を思い出して「何であんなことしちゃったんだろう」って後悔する日もあるかもしれない。
それでも『じゃあ今、それを踏まえてどう生きていくか?』ということを常に考えて生きていきたいと思います。
それではまた後ほど~(^^)/