こんにちは、ヒーラーの大澤です。
今回は、前回・前々回の続きで【亡くなった方をどのように弔ったらいいか?】ということをスピリチュアルの視点からお話していきますね。
※本記事をUPしたのは2017年ですが、2022年に当方も長女を天国に見送っています。>>>詳しくはコチラ
「見守っててね」はNG
大切な方がいつもそばで見ていてくれていると思えば、こんなに心強いことはないでしょう。
しかし、「見守っててね」というのは誰のためでしょうか??
肉体を脱ぎ捨て魂だけの存在となった故人は、生まれ変わりの準備だったり人生を見つめる時間だったりと、あの世でやることがたくさんあります。
なので、その為の時間を尊重して差し上げてください。
決して「忘れろ」と言ってるわけではありませんし、「悲しみに蓋をしろ」と言っているわけでもありません。
折に触れて「あんなこと言ってたっけ」と偲んだり、写真に向かって日々他愛もないことを語りかけるのもとても良いことですし
実際に近しい間柄だった方が、死後、霊的存在となってサポートするケースだって往々にしてあります。
しかし、考えてもみて下さい。
あなたとの関係が近しかったり、思いが強かった故人ほど「大丈夫かな…助けてあげなくちゃ!」となり、この世に縛られてしまうのは想像に難くありません。
この世を生きる僕たちは「自分の人生は、自分の意識と力で紡いでいく」という気概が、とても大切になってきます。
なので「私は大丈夫。自分のことは自分で何とかするし私は幸せになるから、あなたもそっちで幸せになってね」と相手の浄化を促してあげるのです。
どうか安心してください、これは故人との関係を切り離すということでありません。
肉体が無くなっても、今まであなた方が紡いだ時間、経験は薄れることはなくお互いの魂に永遠に刻まれます。
あなたにはあなたの未来があり、故人には故人の未来があります。
お互いに相手の幸せを祈り、お互いに過ごした時間や出会いに感謝する。そして折に触れて語らう。
もしかしたら少し冷たく聞こえてしまうかもしれませんが、それが気持ちの良い距離感であり、本当の絆ではないでしょうか?
遺品は極力整理する
故人が生前に使ってたものは、どうしてもその人のエネルギーが残っています。
「思い入れがあってどうしても手放したくない」と、思うものに関しては手元に残しても良いとは思いますが
故人がこの世に執着しない為、未練を残さない為には物質は残さないのが基本ではありますし、そこに固執している故人は僕がメッセージを下ろしてきた経験上ごく稀です。
「もうこれはあなたには必要ないね。あの世に持っていけないから処分させてもらうね。」と言って処分しましょう。
お供えはコップ一杯のお水で充分
「生前あの人が好きだったから」ということで食べ物や飲み物をお供えする事があると思います。
ですが、これは故人のこの世への未練を強めるものとなりますから、控えましょう。
特に嗜好品と言われる、酒、タバコ、お菓子(甘い物)、コーヒー、炭水化物などは依存性が強いですから、尚更避けてあげたいものです。
じゃあ何をお供えしたら良いの?というと、一番良いのはお水です。
水はエネルギーの象徴であり、一番あなたの思いがこもりやすいものです。
ですからコップ一杯のお水(並々たっぷりだと尚良し)を、可能であれば1日1回お供えして幸せを祈ってあげて下さい。
故人は実際に物質をいただく訳ではなく、そこに注がれた思いを頂くのですから。
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すいません、熱が入ってしまいつい長くなってしまいましたが、とりあえずココで終わりにしたいと思います。
それではまた明日。