前回はネガティブな感じで終わったのでちょっと後味悪かったですね(^^;)
こんにちは、ヒーラーの大澤です。
今回はポジティブな側面と「結婚=現実の学びというけど結局どういうことなのか?」という事をお話して、このテーマをまとめたいと思います。
前回の記事
(4)【恋】と【愛】の違いをお教えします!~結婚の意味[上]~
恋と愛についての記事
ポジティブな側面
お待たせしました。では、次はポジティブな面を見ていきたいと思います。
例えば、仕事から帰ってきて家に明かりがついてる。「ただいま」を言える相手がいる。ご飯を作って待っててくれる。あと特に大きいのは「駅前に新しくコンビニ出来たの気付いた??」とか「なんかこの洋服カレーの匂いがする…」っていうような、何でもないような話が出来る相手がいるってこと。とにかく寂しさを感じることは少ないかもしれないですね
それに自分の為だけに作るごはんって、例えばその料理にどんなに手間暇かけたとしても全然味気ない。だから何でもいいや。ってなっちゃう。ご飯の時間は楽しくとも何ともないからパパって済ませちゃう。
逆に愛する人と食べるご飯は、どんなに質素でも物凄く美味しく感じるし、すごく楽しい時間になる。精神衛生的に凄くいい。
あとは、パートナーってその時々でいろいろな顔を見せる。恋人、家族、子供、友達、相談相手、師弟、理解者みたいな具合に。そういう感覚って一人暮らしや同棲では味わえないし、恋愛だったら見せる顔も限られると思う。それが意識してようとなかろうと。そして何かあった時に近い場所で支えてくれる存在がいるのは救われるし、この人がいるから頑張れるって側面もあります。
あと不思議なことに既婚者ってだけで社会的信用度も高いんですよね。仕事でもプライベートでも、結婚してるってだけで凄く頼もしく、責任感のある人のように見えたりする。男性だと尚更そう見えるかもしれませんね。
つまりどういうことか?
では話をこのテーマの最初に戻します。結婚=現実の学びと言いましたね。ここまで読んで頂いて感じたと思いますが、あんまりスピリチュアル的にどーのこーのというより、凄く現実的な感じしません?毎日の生活の事、手続きの事、家族の事などの話ばかりで「え、今回の記事ってスピリチュアル関係ある?」ってなりません??
そう、だから結婚は現実の学びなんですね。夢や理想だけではどうにもならない時もあるし、自分(もしくはふたり)さえ良ければそれでいいという訳にいかなくなってくる。そういう現実世界・社会との関わり方・この世のシステムを学ぶのがスピリチュアルの分野から見る結婚の意義なんです。
結婚相手は【人生のパートナー】って言葉がある通り、人生という荒波を渡るための戦友みたいな感じなんですよね。スピリチュアル的にも夫婦(子どもがいれば家族)vs社会という構図になる。同棲と結婚ではこの絆の強さが違う気もします。
ネガティブな側面(前回の記事)を見てもらうと分かりますが、結婚って大変なこと多いです。そしてポジティブな側面を見てもらうと、喜びやハッピーはあるけど、凄い地味な感じしません?決して派手さはないんですよね。毎日の事だし、結婚って生活だから。例えば社会的なステータスの高い相手と結婚して、誰も羨むような生活を送ってる方だって根底の部分は変わらないし、今は考えなくたっていつかは考えると思います。
一般的には【結婚=幸せ】みたいな風潮がありますが、人それぞれ考え方があるので一概に幸せとも言えないんですよね。勿論、幸せに越したことはないけど、でも事実として「こんなはずじゃなかった」って思う瞬間があったり、理想と現実(恋愛と結婚)のギャップに苦しんで離婚をされる方も少ないわけですよね。
スピリチュアル的にいうと結婚と恋愛は別物です。何年も付き合ったカップルが別れてすぐに出会った人と、たった数か月で結婚をするってパターンもよくあるじゃないですか??まさにそれです。
もちろん、永い恋愛期間を経て結婚に至ったというカップルもいます。それは、その人があなたにとっての【現実の学び】だったということです。
あ、別に結婚してるから人として素晴らしいとか偉いってわけじゃないです。人それぞれに、それぞれの人生と学びがあるので。
ちなみに結婚相手は生まれる前から決まってません。神様が決めるわけでもありません。自分で決めるんです。これがメディアで伝えない本当のスピリチュアルです。(参照:子どもは自分の意志で、親を、そして環境を選んで生まれてくる)
大変な中でふたりで協力して、お互い程良い距離を保ちながらも励ましあって、時にはぶつかって、やっとの思いで小さな小さな一粒の金を見つけていく。そしてその作業を続けていくというのがスピリチュアル的な結婚観なんですね。これを意識してるかしてないかで大分違うと思います。
そのやっとの思いで取った小さな小さな一粒の金を「めちゃめちゃ大きい!」とふたりで喜びを分かち合い、互いを敬い感謝していくことが大切です。
最後に、僕の大好きな言葉を載せて終わりにしたいと思います。
ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。
Tiffany & Co
まとめ
・結婚=現実の学び
・【結婚=幸せ】とは限らない。
・結婚とはふたりが協力して鉱山を掘り進めて、やっとこ小さな小さな一粒の金を見つけ続けていく作業。
・パートナーシップを持ちつつも、それぞれの価値観や時間、人生を尊重する。
おまけ
恋愛シリーズお疲れさまでした!今回はうまくまとめられなくて、いつもより更に長くなった気がします。笑
僕個人は結婚して良かったなぁと思います。そりゃ、価値観が合わないこともあるし、イラっとすることもあります。悩んだりしたこともあったし、もうダメかもと思うこともありました。(お互い様だとは思うけど笑)
でも彼女は僕がうつ病になった時にも本当に親身になって支えてくれたし。最初は疑ってたけど、僕のスピリチュアルな体質もヒーリングを仕事にしたいってことも最終的に受け入れてくれたし。
色々あったし、これからも色々あるだろけど本当嫁さんには感謝です。
拙い文章を最期まで読んで下さってありがとうございました。ご意見ご質問等、気軽にどうぞ♪
それでは後ほど~(^^)/