こんにちはー、ヒーラーの大澤です。
前回は【エゴの特徴は「面倒くさがり」「変化したくない」、それはの『怖い』という気持ちを隠すための口実】というお話でした。
じゃあこの『怖い』という気持ちはどこから来てるのでしょうか。
あなたは何に恐怖を覚えますか?
ちなみに僕は蓮と水族館の大水槽が怖くて仕方ありません、「うおおおおぉぅ…!」と目を覆いたくなるほどです。
でもレンコンは大好きだし、同じ海でも浅瀬だったり砂浜は大好きです。笑
スピリチュアル的にいうと、こういうのって過去生とか念とかそういうものの影響もあるんですが、今回はちょっと別の視点で見ていきます。
どういうことかというと
人間はその構造上『得体の知れないもの』『予測がつかないもの』に恐怖を覚えるように出来ています。
「夜道が怖い」という方は『どこから何が出てくるか分からない』『出てきたものがどういう動きをするか分からない』からかもしれません。
「虫が怖い」という方は『予測のつかない動き』や『自分の中の常識を超えた姿かたち』が怖いのかもしれません。
「霊が怖い」という方は「何を考えてるか分からない」「対処法が分からない」ことに恐怖を覚えるかもしれません。
この「怖い」はいわゆる防衛反応であり、自分の生命活動を守ろうとする大切な働きです。
もしこの反応が無くなく、赤ん坊のように興味がそそられる度に全力で追いかけていたら、生物として生命活動を維持出来ないかもしれませんよね?
うん、実に理にかなっています。
さらにエゴが変化を嫌う理由、それは前回お話した「その経験によって褒められたから」というのもあるんですが
その他の理由として「人間の身体にはホメオスタシスという機能が備わってるから」というものがあります。
ホメオスタシスというのは体内の健康な状態に調整してくれたり、その動きを一定に保とうとする働きのことですね。
体内にこの働きがあるおかげで、僕たちは日々元気に過ごしていられるわけですね。
お風呂やスポーツで汗をかいたら飲み物が欲しくなります。
これは汗によって体外に出た電解質や水分を補給しようとする影響ですね。
風邪を引いたら熱が出ます。
これは白血球の動きを活発にして、体内に入ってきた悪い菌をやっつけようとしているからですよね。
未来というのは一般的には得体の知れないものです。
変化というのは、普段の生活に無い要素を取り入れるという事です。
だから時に未来を案じてみたり、変化に違和感を覚えたりするのはある意味自然な反応なんですよね。
「私はこのままじゃダメなの!動くの!」と歯食いしばって進もうとする姿勢は、それはそれで素晴らしいことです。
ただあまりにも変化を強く求めるのは、これまでの自分を否定していることにも繋がります。
まずは頑張ってきた自分のこと褒めてあげませんか?
そして、あなたを守ろうとしてくれてるエゴ(インナーチャイルド)に対して、感謝と尊敬の念を持って接してみませんか?
その上で「やってみようかな?」と思ったらやってみたら良いし、「やめとこうかな」と思ったらやめたらいいんです。
どの選択をしても間違いということは無いですから。
それではまた後ほど〜(^^)/