こんにちはー、ヒーラーの大澤です。
前回は
【答えを持ってても動けないのはエゴによる場合もある。エゴとはあなたを守ろうとするもの。エゴの口癖は「面倒くさい」「変わりたくない」】
というお話でした。
今回はエゴを小さな子どもに例えて前回の話を進めていくことで、読んで下さってる視野が少しでも広がったらいいなと思います。
では、話を前回に戻します。
エゴちゃんの口癖が「面倒くさい」「変わりたくない」となっているのには実は理由があります。
それはエゴちゃんの性格の一部に『怖がり』という性質がある為であり、「面倒くさい」「変わりたくない」はそれを隠すための口実なんですね。
エゴちゃんは新しいことやチャレンジが苦手で少し頑固さんです。
でも記憶力が物凄く良いんですね。
特に「褒めてもらえたこと」「上手くいったこと」はいつまでも覚えていて、それを大事に大事にします。
そんなエゴちゃんも段々成長していって、靴や服のサイズが合わなくなってきます。
つま先が当たって足が痛くなってもその靴や服を脱ごうとしませんし、丈が短くなってパツンパツンになっても新しい服を着ようとしません。
周りの人や大人が「こっちに履き替えた方が足痛くないよ?」「大きくなったからもっと色々な服が着られるよ?」と勧めても変わりません。
何故か?
それはその靴を履くと、かけっこでいつも一番になれたからです。
その洋服を着てると「ウサギさんのアップリケがかわいいね」とみんなが褒めてくれたからです。
なので、周りの大人がいくら説得しても
「これを履いてたらかけっこで一番になれるもん!新しい靴で一番になれなかったらどうするの!?」
「ウサギさんのアップリケがかわいいって皆が褒めてくれたもん!これ以上の洋服なんて見つかるわけない!」
と、頑なに拒み続けます。
エゴちゃんの『新しいことにチャレンジするのが苦手』という性格は、「今よりもっと良いものがある」という確証が持てないからです。
そこに違和感を感じているのにも関わらず、見て見ぬ振りをしてやり過ごそうとします。
これがエゴの性質です。
前回の重複になりますが、エゴは悪ではありません。
ただ、怖がりで記憶力が良いだけなんです。
そしてそれによってエネルギー不足のあなたを『慣れ親しんでない未知の世界』から、守ってくれてるだけなんです。
別にそのまんまでも全然良いんです。
どんな靴を履こうとどんな服を着ようとそれは本人の自由ですし、周りがとやかく言うことではないですから。
本人が望んでそれを選択しているのであれば尚更。それは愛すべき個性でもあるわけだから、口出しなんて出来ません。
でも、その靴や服を未だに着続ける動機が「これで上手くいったから」「褒めてくれたから」であり、本人が実はツラそうなのであれば
「いやいや、そんなに頑張らなくてももっと楽に着られて、周りからもステキって言われる服は沢山あるよ?」って教えてあげたくなるのは自然なこと。
ちなみに、エゴちゃんはかなりの怖がりなんですが
実は楽しいことが大好きです。人によってはこのエゴのことを【インナーチャイルド】と呼んだりもします。
エゴはあなたの内なる子供です。
どうか煙たがったりせず感謝と尊敬の念で接してあげて下さい。
さて
今あなたはサイズの合わなくなった環境・考え方・価値観etc…を身に着けているばっかりに苦しくなってはいませんか?
あなたにサイズに合ったもの、あなたをより輝かせてくれるものが見つかりますように。
それではまた後ほど~(^^)/