こんにちはー、ヒーラーの大澤です。
前回は【どんどんジャッジをやめていくと、最終的に「私は何が好き?」「私は何がしたい?」だけが残り穏やかな気持ちで過ごせます。】というお話でした。
前回の記事から「私は何が好きなんだろう?」「私が今したいことって何だろう?」と考える方も多かれ少なかれいらっしゃると思います。
さて、改めてお聞きしますが
あなたの好きなこと、夢中になれることって何でしょうか?
あなたは今何がしたくて、何がしたくないでしょうか?
上記の問いに答えが出なかったり、本当はそこまで興味が無いものでも「自分はこれが好きなんだ」と言い聞かせている方に時々お会いすることがあります。
そういった方々はおそらく社会、職場、家などで「それは誰かの役に立っているか?」という『生産性』を常に求められてきたのかもしれません。
いざ何か始めようとする時、以下のような考えが頭の中によぎったりしませんか?
「それをやって何か人生に役に立つ?」
「それをすると人として成長出来る?」
「それって収入に繋がる?仕事になる?」
「それをやることでイメージ良くなる?」
etc…
こういう思いを探っていくと「失敗したら恥ずかしい」「何も得られなかったら損をする」という思いが見えてきます。
過去の僕がまさにそうだったのでその気持ちはよく分かります。
でもスピリチュアル的に言えば、別にそこで失敗しても良いし、挫折しても全く構わないんですね。
何故なら挫折を失敗とは捉えていないからです。
スピリチュアルに於ける人生の目的は『幸せになること』であり『様々な経験と感情を味わうこと』なので
挫折は失敗ではなく『その経験と感情を味わった』と解釈するんですね。
さらに『好き』『これがしたい』ってのはただの感情・欲ですからそれ自体には何の罪もありませんし、むしろそれらは人生を豊かにしてくれます。
例えば
旅行に行くのが好きな人は、その計画を立てている時点でもうワクワクしています。
憧れの人がいる方はそれだけで景色に色が付き、毎日が鮮やかになります。
夢中になる習い事がある人は、たとえ忙しくなったとしてもイキイキしてます。
この時のその気持ちや時間は無駄で必要ないことでしょうか?
好きというのは、価値があるから好きになるのではなく、好きになること自体に価値があるのです。
やりたいと思うのは、価値があるからやりたいと思うのではなく、やりたいと思うこと自体に価値があるのです。
あなたの好きなこと、やりたいことを是非言葉にしてみてください。
もし人前でいうのが憚られるのであればひとりの時でも構わないし、ペンで紙に書くのでも構いません。
「何が好きなのか分からない」「本当にそれがやりたいことのかな?」という方はご自身に問いただしてみて下さい。
『生活に困らないくらい収入があってもそれを好きと言える?誰からも称賛されなくてもそれやりたい?』と。
そこで出てきた答えに罪悪感を持つ必要は一切ありませんし、それについて詳しいか、上手か下手か、長続きしそうかも一切関係ありません。
もし、その先で行動に起こしたいと思ったら起こせば良いだけだし
「収入に繋げたいな」「技術を上げたいな」「もっと詳しくなりたいな」と思ったらそういう風に進めていけば良いだけです。
それではまた後ほど~(^^)/