こんにちはー、ヒーラーの大澤です。
前回は
【セッションでネガティブな情報をお伝えすることもありますが、それはその方のエネルギーの振動数や循環が良くなることが分かった時だけです】
というお話でした。
僕自身は誠意をもってクライアント様と接する為に色々考えてるつもりなのですが、人によってはコレを【ジャッジしている】と捉えるようです。
そんなわけで今回は【ジャッジ】について、ザックリ解説していきます♪
まず【ジャッジ】はスピリチュアルでは割とよく出てくる言葉や概念で、『偏見』『先入観』『相手を裁く』という意味を持っています。
例えば
・「仕事はツラくて当たり前」
・「挨拶するのは人として常識」
・「普通は男性からプロポーズするもの」
・「家族とは仲良くするべき」
他にも他にも…
一見すると何も間違ったことは言って無さそうなのですが
『~すべき』『当たり前』『常識』『普通は~』という決めつける言い方のものは、やはり偏見、先入観、相手を裁いている…つまりジャッジしている可能性が高い。
何故なら仕事がツラいと全世界の人が感じてるとは限らないし、男性がプロポーズするのが普通なのかどうかはその人の好みや価値観によって変わるからです。
ちょっとフランクな言い方をすれば「それ、何を基準に言ってるの?」ということなんですね。
これまでの話の流れから「【ジャッジ】ってしない方が良さそうだ」というのはなんとなく感じて頂けたと思いますが
何故良くないかというと
他人への無理解、差別、軋轢を生みやすくするからというのは勿論、あなた自身が決めたルールによって自由と可能性と心の平和が脅かされるからです。
では具合的な話をもう一度先述した例を用いてご説明しますね。
例えば「挨拶をするのは常識でしょ」と考えている人がいるとしますよね。
この人は挨拶を返してもらえなかった時や、返さなかった相手に対して許せない気持ちになったり、落ち込んでしまったりします。
ですが「挨拶を返してもらえる時もあれば、返してもらえない時もある」「挨拶出来る人もいれば、出来ない人もいる」という視点でいれば
たとえ相手が挨拶を返してくれなかったとしても「そういう時もあるよね」「そういう人もいるよね」で済ませられます。
この時相手の本心は分かりませんし、分かったとしても相手の心を変えることは難しいですが、少なくともあなた自身は穏やかな気持ちでいられます。
また「挨拶を返してもらえないこともある」「挨拶を出来ない人もいる」という視点でいれば、いざ返してもらえた時に相手に感謝出来たり幸せな気持ちになります。
こんな風に
どんどんジャッジをやめていくと、最終的に「私は何が好き?」「私は何がしたい?」だけが残り穏やかな気持ちで過ごせます。
とはいえ
頭で分かってても譲れないこともありますし、世の中は良くも悪くもひとりひとりのジャッジで成り立っていたりするものです。
可能性ばかり追い求めることが時に危険なことだってあります。
だから「ジャッジしないようにしなくちゃ」にあまり囚われる必要もないかなと個人的には思います。
「ジャッジは良くない」という考え自体がもう既にジャッジしていることにも繋がりますし、あまりこだわるのも執着や依存になりますから。
それではまた後ほど~(^^)